【京都飲み屋外】記憶が辿る、京遊び / 京のルツボ
1日目:記憶が辿る、京遊び
「京都駅→木屋町河原町下ル→烏丸四条北西」
「京都駅→木屋町河原町下ル→烏丸四条北西」
2日目:京のルツボ
「祇園→東洞院烏丸上ル→御幸町錦小路下ル→京都駅チカ」
~目次~
1日目
1. 今も変わらず、そこにあるkyoto tower @京都駅
【京都飲み屋外】記憶が辿る、京遊び / 京のルツボ
2. 日本の、ネギ @木屋町河原町下ル
【京都飲み屋外】記憶が辿る、京遊び / 京のルツボ
3. 古民家の改革 @烏丸四条北西
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2日目
4. 抹茶に魅せられて @祇園
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5. 原木漂う、お香 @東洞院烏丸上ル
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6. 学生の、ナンそのままに @御幸町錦小路下ル
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7. チカ居酒屋 @京都駅チカ
【京都飲み屋外】記憶が辿る、京遊び / 京のルツボ
去年の夏だったかな、10年以上ぶりに、彼女との再会。
賑わう俺系のお店で、玄界灘の魚介を楽しんだ。
そのままでいてくれた彼女に、本当に感謝。
去年の7月に、今のベンチャーに参画する、と決めてなかったら。
博多に来てる、と連絡を取り合ってなかったら。
たぶん、偶然なんて世の中には、存在しないんだと思う。
<今も変わらず、そこにあるkyoto tower> @京都駅
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そこから4ヶ月を経た、京都。
東京から望む、電子ボード。京都までの道のりは、2時間と少し。
京都駅でね、と久しぶりの再会を、交わす。
京都駅。あの頃と、変わらぬ京都駅。
中央改札からエレベータで、地上に降りる。
どこどこと、交わす会話。染み出る、心持ち。
kyoto tower。新たな、京都を見た気がした。
<日本の、ネギ> @木屋町河原町下ル
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事前に、netの検索エンジンで、ネギをあさっていた。
12月の底冷える京都。
七条河原町を、北へ進み、停留所が見えた。
行き交う人を通り過ごした、四条北。
お店まで逆戻りする感覚が、当時の京都を思い出させる。
あの時はごめんね、そしてありがとう。
時を同じくして、あの頃とは異なる京都があるように、
また異なる二人があって、当然だとも思った。
「この通りを左に曲がればあるはず、、」「ここじゃない?」
京都らしい門構えも、現代風に改革が進む。
同伴だろうか、歳の差の2人が、前のテーブルに座っている。
カウンター越しに映える、大将。
確かに存在する、kyotoの敷居。
さて、料理がやってくる。
- 甘い味噌が染みる、田楽
- 牛タンの脂身と、入り混じるネギ
- 京都といえばの、万願寺唐辛子
- そして、京なす焼きしめ
どれも、アツアツでお召しあがれ!!
無類のネギ好きが、今日もカウンターにアクセントを置いている。
<古民家の改革> @烏丸四条北西
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古民家にチェックinをして、背負っている荷物を、手放した。
外は、既にかじかんでた。
烏丸四条は、過去にもinputがない、地。
散策をした。あったまる先を探していた。
チェックinをした、古民家の前に、絵になるお店があった。
が、「今度ゆこうと」、碁盤目を迂回する。
一軒の、おでんを見つけた。家庭的なお店。
心意気のある、ご夫婦だろうか、常連さんだろうか、カウンターに腰を下ろした。
次のシチュエーションを考え、無事におえた。
古民家は、袋小路の先にあった。
向かいの管理会社で、オーナーでもある方のご丁寧な説明が、流れた。
1階には居間とカウンターキッチンと中庭と。
中庭の照らす先に、一筋の小道。
京都と夜景は、いつの時代もsetで考えられてきたのだろう。
京に踊り、京に舞い散りまた舞い戻る。これもまた、京を表しているのだと思う。
「おはよう」と、覗かすテラスも、また一理あり。
色を添える今日の始まりを、告げてるかのようで、気分が高まる。
「わくわくするね」、「今日も、どこにゆこうか?」
<抹茶に魅せられて> @祇園
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変わらぬ凍てつく寒さが、二人を寄せる。
四条通りまで、一気に下る。
祇園へは、太陽が創る日向が道しるべ。
「こんなお店あったっけ?」
左手のちゃんこも、今や誰かのテナント。
抹茶食べたいよね、
10時のopen前後に、お店覗くと、招かれた。
どれも美味しそうなメニューを眺め、抹茶尽くしのプレートを。
温かいほうじ茶も、身体を潤す。
紙の京都も、ごちそうさま。
<原木漂う、お香> @東洞院烏丸上ル
【京都飲み屋外】記憶が辿る、京遊び / 京のルツボ
四条を北に、小道を通って大橋へ。東洞院烏丸に辿り着く。
寛文6年創業。
もとは薬種業を営む。原料が漢方で同じだったことから、後にお香製造へと移る。
原材料に加えて、唐筆、唐墨、唐紙も輸入したことで、文士とも繋がり深く。
6種類、それぞれが半分ずつ。
黒のバンドで、ひと括り。
炊くと香りが長く、1週間でうつろきでてゆく。
こちらは洗面台にから毎日かすかな香りを楽しんでいる。
<学生の、ナンそのままに> @御幸町錦小路下ル
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10数年以上、ここのナンはいつも、思い浮かぶ。
最後の仕上げのオリーブと、バターの甘い生地に、いつもそそられる。
彼女に教えてもらったと、思ってるんやけど、ちがうかな(笑)
大きなナンが、setを全てサイドメニューとしている。
これこれ、香ばしさとともにプレートが運ばれる。
先の香は、ここで黒バンドでひと括り。
<チカ居酒屋> @京都駅チカ
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あっという間、だったね。
次は年始の博多かな、とチカに託された、京都駅の伸長をみつめる。
ぐるっと1周目を配り、ココかなと、選んだカウンター。
炭火が勢いが増す。過去のフラッシュバックが、頭に焼き付ける。
寒さが身を包む京都で、また再開できたことに、嬉しく思う。
もうすぐクリスマス。着飾る京都駅は、何回目だろう。
ますます栄える京都の街を、次はいつまたみられるのだろう。