2日目:出会うして出会う、kyoの日
「東洞院烏丸上ル(サンタ・マリア)→三条富小路(drip)
→京都上空(京菓子)」
~目次~
1. 京の、知られざるイタリアン @東洞院烏丸上ル
2. ブロック調の、coffee空間 @三条富小路
3. 見下ろす京都駅と、夕暮れと @京都駅上空
どこかのどかな駅前のホテル。
”おばんざいモーニング”を、と言い聞かせ床に就くも、目覚めは10時すぎ。
でも、どこかのどか。
京都でブランチを、と、三条河原町に落ち立つ。
そのまま商店街を突っ切って、検索エンジンを走らせる。
今や、その一言、その行動が、自分の、また周りのcreditを決めている。
たぶんに、間違いはないだろう、
三条から下る左手に、小さな立て看板があった。12時openと。
近くの錦市場をくぐって、あと20分あまりの帳尻合わせを試みる。
今や、歩く人種も、グローバルに彩を添える、台所に成長。
人の流れに若干さからい、界隈を1周して、元の位置に戻る。
光景が違ってることは、直ぐに察した。
人がたくさん。
とんでもなく人気にお店とは露知らず、次回の楽しみ醸成に、
一役買った、この20分を後に、西へ進む。
東洞院烏丸上った所まで南下したあたりで、奥まってその国旗が顔のぞかせた。
1歩入ると、和の京が創り出すイタリアの、しかし洗練された情景。
その名も、サンタ・マリア・ノヴェッラ ティサネリーサ、がお出迎え。
1970年代バブル崩壊前を彷彿させる、1名の淑女、のようなご年配レディがカウンターからこちらを気にする。
奥のテーブル席は、隣のカップルが、空間的に離れた場所を好んでいるのだろう。
と同時に、腕を振るうシェフの顔と食材と出来上がりまでのプロセスが楽しめるイメージが持て、
カウンターへの移動を、こっそり申し出た、、、正解だった。
ウエイトレスやシェフが顔色を伺いならが、タイミングよく、品を運んでくれる。
- トリュフの効いた、前菜スープ
- 京の生野菜
- 生パスタの辛味ボンゴレ
- イタリア産豚のレアソテーからし添え
- 彩どりフルーツとバニラのアフォガート、ティー
「また、来たいね」、自然と言葉が出てくるお店も、珍しい。
次は、異なる道を通ってみる。
錦の人中を避け、次は食後のcoffeeを、目指す。
おそらく、実家で読んでいた読売新聞に、本格的に淹れてくれるお店を、教えられた。
coffeeの味は、店の味を創り出すと、思っている。
小刻む階段を、下る。
ブロック調のcafeが見えてくる。広い整った店内が、その味なんだろう。
ステップは2つ。
- Pick the BEANS ←Which roast would you prefer?
- Pick the BREW ←Which method would you prefer?
2つ目のドリップは、さらに3つから選べる。
・ 豆本来の味をしっかり味わうなら FRECH PRESS
・ 苦味と酸味をバランスよく味わうなら PAPER PRESS
・ すっきりクリアな味わいを楽しむなら AERO PRESS
夕方の新幹線で、それぞれ北と西へ。
そろそろ、と片す準備を始める。
駅チカには、いつになく、ひしめき合う匠の味。
彼女は、例の黒糖まんじゅうを箱詰めに。
懐かしき名前にひかれた僕は、仙太郎。
京都駅上空は既に、まだまだと季節が夕日を持ち上げる。
この場所から眺める景色に、祇園の錦の碁盤目の喧騒は、ストンと押し込められる。
紅を右手に、分け合い、帰路が近づく。
また次会う京は、どんな想いを託してくれるんだろう。楽しみやね!
そして、いつも、ありがとう^^
おわり