1、2日目:コアな、福岡圏
「今宿(玄界灘のイタリアン)→周船寺(初詣)→波多江(農楽園)」
2日の時点でも、今日も雪と、連絡があった。
親戚まわりの彼女と、那智勝浦に家族旅行で出向く僕。
1月4日も、雪予報。
けど、明日は無事に飛びそうと、ベイクドチーズケーキを頬張る午後の暮れ。
当日、なんとか10分遅れ程度に飛ぶとの情報。
こちらも実家を出て16:10に博多駅に着くよう乗り込む。
福岡空港でカフェをしつつ、到着を待ってくれてた。
予約したのは、今宿の南イタリアン。
「美味しそう」と、呼応する。
釜を南伊から船で持ってきたというシェフが、見渡す今宿の海。
空港線に揺られながら、臨海を待つ。
18時までには少しとばかり時間がある。
駅から歩いて、灘の麓を目指す。ちょうど暮れきる前の景色が広がっていた。
2分前。
冬を着飾るお店の前で、ひと写真。と、もういっちょ。
コンコンコン、待ち望みドアを開けた。
年明けの早い夕方は、僕たちだけの時間からの始まり。
まずは、南伊のビールに、前菜の盛り合わせで乾杯。
続けて、伊トリッパと、ノーマルなマルゲリータを、テーブルに添える。
次第に賑わう店内も、年明け高揚とも重なり、盛り立てる。
陽気なお皿も。
年が明け、5日目の朝を共に過ごすのは何回目だろう。
こなこと言ってたら、こらと言われるのかな(笑)。初めてかな。
福岡での初詣。
商売繁盛であれば十日恵比寿神社だろうか、
福岡といえば、玄界灘でに面した筥崎宮だろうか
菅原道真の、太宰府天満宮だろうか
いやいや、周船寺の神社である。
福岡空港から、博多駅から、天神駅から、1本の筑肥線で結ばれた街。
空港線からJRで乗り入れ、10分少しで到着。
自然豊かな土地からとれた美味しい野菜を取り扱うJA。
海の幸をそのままの鮮度で、多様な魚種が並ぶ直売所。
江戸時代に整備された唐津街道を中心に、軒を連ね、
糸島市と隣接した、九大生の住処。
いやいや、周船寺の神社である。
朝起きて訪れた神社には、5日の気配はない。
静かに、いつものように佇む鳥居をくぐり、今年もまたお祈りをした。
電車で西へひとつ、波多江駅。
今日も、各地からのお届け物が、大きな空間を埋め尽くす。
それが、波多江の醍醐味。
入って海鮮、鮮魚。
進んで、総菜、お弁当。
奥には、ご当地スイーツ。
さらには、土々しい野菜たち。
併設されたうどんを平らげ、ご馳走さま。
つづく